2014年07月19日

新入社員あいさつ

はじめまして、新入社員の松本です。


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少し自己紹介をしたいと思います。私は東京産まれの

大阪育ちです。


小学校のときから高校の間、ずっと野球をし

人生の半分は野球をしてきて、野球ばかりの毎日でした。

野球を通して人との関わりや礼儀、そして感謝の心を持つ事を学びました。


高校は箕面自由学園に進学しました。高校入学後は

興味のあった水上バイクの免許、2級船舶免許、バイクの中型免許、スキューバライセンスなどを所得しました。

18歳になるとステップアップで1級船舶免許と

バイクの大型免許を所得し、今では憧れでもあった

大型バイクに乗るほどのバイク好きです。

小さい頃から乗り物好きの影響もあり、船も好きで

そして縁もありミズノマリンに入社することができました。

ですがエンジンの知識があったわけでもありませんし

エンジンに触ったこともありませんでした。


いざ仕事をしてみると毎日毎日が大変ですることすることが初めてのくり返しです。それでも、エンジンに触ってみると不思議なことばかりで、一つ一つわかっていけばもっともっと知りたいと思うように

なりました。


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先輩方からはたくさんのエンジンのことはもちろん、その他の事も教えていただいています。

エンジンを修理するにしても工具を大切にしたり

作業しやすい環境を作ることなど、そのような所からも

プロとしての自覚を感じます。

口からではなく行動でも教えていただいています。


一日でも早くプロとしての技術を身につけ

素晴らしい先輩方に少しでも近づいていけるよう

日々努力していきたいと思います。

まだまだ未熟ですけれども宜しくお願いいたします。


(株)ミズノマリン

松本 翔

posted by mizunomarine_osaka at 10:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月17日

CAT3116 始動不良点検

こんにちは!

大阪マリンサービスの伊藤です。

今回はエンジン始動不良点検の依頼です。しかも両舷機とも。


お客様にお伺いした症状はこちら。

エンジン型式はCAT3116

1、暖機の為、両舷エンジン始動したまま船を離れ、戻ってくると両舷機とも停止している。

2、再始動しようとしても、スターターモーターでのクランキングは出来るが始動しない。

3、エンジンルームを確認すると左舷機のみクーラントのリザーブタンク(プラスチック製)が膨れ上がっており、溢れて漏れている。エンジンオイルに異常は無い。


みなさん、エンジンが停止した原因と、再始動ができない原因は何だと思いますか?

機械式エンジンなので、最近良くある電子制御により自動停止することはありません。

ポイントは両舷ともに停止していた事と、クランキングは出来るけどエンジンがかからない点です。まぁ左舷機がオーバーヒートしたのは言わずもがな。なんとなく燃料ラインのトラブルの気がするんだけどなぁー。


はたして正解は・・・・!?


実際に私がトラブルシュートした順で見ていきましょう。

まずは左舷機の状況確認です。トラブルが深刻な状況である可能性が高く心配です。

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工具をかけ、人力でターニングは出来る。ターニング時の感覚だが圧縮圧力も大丈夫。

エンジンオイルも異常なし。

次はクーラント点検。キャップを開け確認すると・・やはり空っぽです。

補充すると10ℓほど入ったものの、ビルジにはそこまで漏れた痕跡はなさそう。

かといってエンジンオイルにも乳化や量が増えるなどの異常が一切無い為、取りあえず現在始動が出来ない原因を探ることにしました。


まず、イグニッションを入れるとあることに気づいた。ストップソレノイドが両舷とも反応していない。(つまり燃料カットの状態)これではいくらクランキングしてもエンジンは始動できません。どうも電気自体がソレノイドに入っていないようです。

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調べていくとリレーは生きているし・・・もっと大元・・・あった!ファイヤーボーイ自動消化システムの制御ユニットです。輸入艇で時々見かけるこいつは、エンジンのイグニッションのラインが結線されており、始動不良の悪さをしている可能性大。


ファイヤーボーイの消火器本体を見てみると、既に作動してしまった後のようで、消火タンクの圧力ゲージがLOWの位置に。ファイヤーボーイは消火装置の作動と同時に、エンジンのストップソレノイドを作動(エンジン停止)させる機能が備わっています。

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・・・だんだん原因が見えてきました。

消火システムのセンサーを短絡させると、ストップソレノイドが作動し(燃料OPENの状態)、両舷ともにエンジン始動が出来るようになりました。

つまりエンジンオーバーヒートによりエンジンルーム温度が上昇⇒作動温度である79℃に達し自動消火システムが作動⇒両舷エンジン停止&再始動不可に至ったようです。


では次にオーバーヒートの原因を探っていきます。海水フィルターに詰まりはなさそうなので、海水ポンプインペラを確認すると・・!!・・インペラの羽が一枚も無い。すべて千切れてしまったようです。しかも両舷機ともでした。

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この場合、単にインペラを交換するだけでは駄目で、千切れた破片を全て摘出しなければなりません。破片が詰まり海水の流れが悪くなる為ヒートの原因となる他、逆流して再度インペラに絡むとたとえ新品インペラでも容易に破損してしまうからです。

インペラが破損する原因は色々なケースがありますが、そもそもゴム製品なのであまり耐久力がありません。こまめな交換が必要なのです。今回もどうやら長らく交換していなかったようで、今回の原因は恐らくオーナー様の心に突き刺さる文言『整備不良』ということです。

そしてわずかな定期整備を怠ったがために、インペラ片摘出のための開放整備と、オーバーヒートによる2次被害の多額の修理金額が発生してしまうことになりかねないのです。


ということで始動不良原因の正解は燃料のストップソレノイドが効いていたことでしたが初めに燃料ラインと予想した私は近からず遠からずといったとこでしょうか・・。


ボートのお持ちのオーナー様、悪いことは言いません。インペラやエンジンオイルなどの定期点検項目は必ず毎年点検、若しくは交換をしてください。新艇や新品エンジンでも、もちろん同じです。ときどき進水から3年ほど経つ船なんかで見た目はまだピカピカですが、インペラカバーの取付けボルトにも綺麗なペイントがされたままだったりすると逆にひやひやします()

ミズノマリンでは『壊れる前の(定期)整備』を強く推奨しております。結果的に早くて安くてなによりも安全なのです!

なにをどこまで整備したら良いか分らないという方は、お気軽にお電話やメールにて相談ください!聞くだけはタダです()

皆様の航行の安全をお祈りしております。

潟~ズノマリン

伊藤雄紀

posted by mizunomarine_osaka at 20:54| Comment(0) | CAT 3116 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月15日

CUMMINS QSB5.9-380GSエンジンオーバーホール

こんにちは大阪マリンサービス西尾です。


今回の修理エンジンはCUMMISQSB5.9-380GS エンジンオーバーホールです。

CUMMINS6BT5.9次モデルの燃料コモンレール搭載電子制御エンジンです。

CUMMINS5.9シリーズでコモンレールが搭載されているのは舶用エンジンだけで産業用・自動車・発電機にはないマリナイズされたエンジンです。


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現状手動でのクランキングをすると何かが引っ掛かりクランキングできない状態、エンジンの分解・点検の開始です!!


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シリンダーヘッドを取り外すとNo.6のバルブが脱落しシリンダーヘッド・ピストン・シリンダーライナーが破損していました。

シリンダーヘッドバルブが脱落しクランキング時にピストンと干渉したことが原因によりクランキングできませんでした。


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ここまで破損しているとシリンダーヘッドの再使用は不可能です・・・。


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シリンダーヘッドAssy交換


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シリンダーライナー新品交換


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シリンダーライナー交換後ライナーボア径の計測


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エンジンブロック清掃後・クランクシャフトベアリング交換


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ピストンは全数新品交換・組付


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シリンダーヘッド組付後錆止め塗装します。

この塗装を怠るとエンジンがすぐ錆びてきますので細かな箇所を必ず塗装します!!


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アフタークーラー・熱交換器オーバーホール・コアケミカル洗浄

クーラー類は6BTと形状が似ています。


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メカニカルな6BTエンジンとは違い燃料配管・配線が複雑に入り組んでおります・・・。


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エンジン組み立て後、最終確認のため弊社のベンチテストルームにて陸上負荷試運転の開始!!


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INSITECUMMINSコンピュータ診断器)・実測計測機器を接続。

この陸上負荷試運転が一番緊張します・・・。

ただこのテストを実施することによって完璧に仕上がった製品をお客様に提供できるので

緊張感を持続し試験に挑みます!!


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INSITEでのエラーコードもなく、陸上負荷試運転は無事終了!!

全塗装後お客様の元へとエンジンは帰っていきました。


2013年度よりミズノマリンはカミンズ・ジャパンの代理店となりました。

カミンズマリンエンジンの部品販売・修理・質問等がありましたらお気軽にミズノマリンまでお問い合わせください。




ラベル:Cummins カミンズ QSB
posted by mizunomarine_osaka at 19:05| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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