2014年05月17日

エンジン出張修理inジブチ共和国 part2


こんにちはミズノマリン大阪サービスセンター西尾です。

今回の出張先はまたまたジブチ共和国です。

もう二度と行くことはないと思っていたのですがまさかの二回目・・・。

緊急な依頼のため出国までの時間が短いのですが、事前情報でのトラブルシュートの検証・不具合が想定される部品のピックアップ
それに伴う工具の調達、国内から持ち運べる荷物の重量が限られているため、必要最低限での荷物の洗い出しは非常に考え難しく頭を悩ませます。

それに伴い前回の出張から三か月以上経過しているためVISAの有効期限が切れており、急遽東京のジブチ共和国大使館に行くことになりました。
事情を説明し最短でVISAの発行をして頂き無事行く準備は整いました。


ここで本題です!!

今回のトラブルシュートの内容はVOLVO D&-330A DPHの後進は異常ないのですが前進にシフトを入れた際、スロットルを上げても
エンジン回転数が900rpmまでしか上がらないとのことです。

26時間の長旅を経て現場に直行!!

天気もよく絶好の修理日和
日本とは違い気温が40度近くありますが・・・。

さっそく症状の確認・トラブルシュートの開始です。

IMGP5062.JPG

まずはVODIA(VOLVOコンピューター診断機器)とエンジンを接続しコンピューター内のエラーコード確認
エラーコードがないことを確認し、エンジン始動・症状の確認


お客様の報告通り症状を確認その際にエラーコードは出ていませんでした。
エンジンコンピューター制御内での不具合はないと判断しました。


VOLVO Dはコンピューター制御エンジンですが、アウトドライブ使用のエンジンはドライブシフトケーブルが機械的な機構になっています。

IMGP5076.JPG


シフトケーブルの点検・シフトケーブルとアクチュエーターの取り付け部の調整をすると回転が上がり症状が解消されました。

アクチュエーターでシフトケーブルを引っ張った際に、アウトドライブ側は前進に入るのですが、アクチュエーター側がセンサーの位置まで動かずコンピューターに前進の信号が入らず回転の制御が働いたと考えられます。


IMGP5068.JPG


最終試運転の結果異常なく良好です。
無事完工して一安心です。




ジブチ共和国での空き時間があったので散策した画像をアップさしてもらいます。

さすがにアフリカにはアジア人は珍しいのか、すれ違う人々によく見られたり手を振られたり・・・。

IMGP4188.JPG

ジブチ市街地の街並み その1

DSC_0169.JPG

ジブチ市街地の街並み その2


IMGP4203.JPG

この灯台のような形の建物はモスクです。
イスラム圏ではない日本にはあまり馴染みのない施設なので一枚。

新興国とはいえジブチ市街はビジネスマンも多く非常に活気ある街です。


上記写真の緑色の車はタクシーです。
トヨタの古いマークUが多く使用されており、日本のタクシーのように料金メーターはなく乗車する前に運転手さんに値段交渉するシステムです。

タクシーだけに問わず日本製の車が非常に多く人気があるようです。

ただ日本では考えられないのですが、ボコボコのボンネット・窓ガラスのひび割れ・ヘッドライトが片方しか点灯していないなど非常に整備の
悪い車が多く見受けられました。


ジブチ共和国で車の修理業を開業したら儲かるかもしれません。





posted by mizunomarine_osaka at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする