2013年05月11日

マークルーザーMCN5.0海水漏れ修理

こんにちは大阪サービス山下です。
先日マークルーザーのガソリンエンジン整備をしましたので紹介します。
IMGP4938.JPG

エンジン型式はMCM5.0定期点検の際に右バンクのEXマニホールドとEXエルボーの
合い面から海水漏れを発見しました。
IMGP5030.JPG

オーナー様から作業指示を確認しエルボーを取り外すと・・・
IMGP0710.JPG

錆によって海水ラインが塞がれ排気ラインは半分以上が無くなっていました。
鋳鉄製ですので錆が生じるのは仕方ありませんがここまで酷いと排気効率の低下やオーバーヒートになります。
IMGP0733.JPG

左バンクも損傷がありましたので両方のエルボーを交換しました。
もちろんEXマニホールドも海水ラインに詰まりがありましたので清掃後組付けました。
海上試運転では海水漏れは止まり水温も安定しエンジン良好となしました。
今回はシーズン前点検の結果発見できた不具合です。エンジンが激しく故障する以前に今回の様な前兆が必ずあります。
異音や過剰な振動など様々な前兆がありその前兆を事前に整備しておくと波及損害で起きる重大トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
シーズン中の安全航行と海難事故防止、高額な修理費用を発生させない為にもシーズン前点検を推奨します。

posted by mizunomarine_osaka at 11:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月07日

バイオガス発電機



こんにちはミズノマリン大阪サービスセンター西尾です。

 今回の作業内容はMAN直型6気筒エンジンのスタートアップ作業です。

しかもプレージャーボーートではなくドイツ製発電機に搭載されているバイオガスを燃料とした特殊なエンジンです。


IMGP1765.JPG


MANのベースエンジンは建設機械や船舶用などのディーゼルエンジンと変わりはないのですが、
燃料系がバイオガス仕様に開発されているため装備している部品が全く異なります。通常のディーゼルエンジンでは燃料噴射ポンプや噴射ノズルが一般的な構成部品ですが、ガスエンジンの場合がこれらの装備はなく、ガスの調圧装置や点火プラグ等が装備されます。
IMGP1792.JPG

IMGP1808.JPG


最新型の発電機のため操作はすべてタッチパネル、備え付けのオイルチェンジャーポンプを作動するのもタッチパネルで操作します。

エンジンの細かなデータはもちろんエンジンオイル量もディスプレイにて表示されます。

 

Co2環境問題や原油価格の高騰に伴い、今まで主流であった化石燃料エンジンは時代の流れと共に減少傾向になる事は電気自動車の開発、普及から考察するところ間違いないと考えます。

バイオマスガス・メタンガス、次世代のシェールガス等を燃料に用いたエンジンが普及するのは近い将来かもしれません。

ミズノマリンではディーゼルエンジンだけではなく、今後普及するであろう新たなエネルギーエンジンにも力を注ぐべく、ガスエンジン先進国のドイツで行われた1ヶ月間の研修にも参加して参りました。

IMGP9183.JPG

IMGP9553.JPG
 地球上で使用されるエンジンの中で最後まで化石燃料を燃やすのは舶用エンジンと予測はするものの、“燃料のガス化”は当然始まっている現実につき、すでに整備業務を開始しています。ロシアとのガスエネルギー交渉がうまくいくことを願います。



 

posted by mizunomarine_osaka at 09:37| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする